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バイブル

  かつて、「断食」というと、修行僧のおこなう苦行というイメージだったが、最近では、健康志向の流れから プチ断食などの言葉に象徴されるように 、珍しいものでなく、一般の健康法の一つとして身近になった。
流行るからにはそれなりのセールスポイントがある。それは、デトックス効果。
運動や入浴などによって汗とともに体の毒素を排出することをデトックスというが、外から体内に入る毒素の元が食物なら、それを完全に断つ断食という方法はまさに究極のデトックスと言える。(というか、デトックスは Detox 。ヨーガかぶれのアメリカ人の発想なら、デトックスがそもそも断食に由来するのかも)
ただ、この体験は道場や施設でのものでなく、1冊の古本をバイブルとして、ひとり自己流でおこなったもので、●●学的裏付けもなく、 巷で言われる断食の効果や、その実際がどんなであるかは知らないし、語らない。
自らの体験と感想のみを古い記憶をほじくりかえしながら、ただ、述べる、
これは個人の回想録です。


きっかけは「7日間断食健康法」なる一冊の本を古本屋で見つけたことだった。
それによると、人間の腸壁には長年かけて蓄積した、こびりついて落ちない便、「宿便」なるものがあり、その宿便が体にとって有害であるとしていた。
断食の目的はそれを取り去ることである、と。
私の場合、特に、健康に不安を覚えていたわけでもなかったし、身長170cmの体重65kgで肥満していたというわけでもなかったから、ダイエットしようと思ったのでもない。
つまり、必要性はないが興味本位の「チャレンジ精神」でなんとなく始めたわけデス。