断食症状
前ページでガスについてふれたが、その他、断食中、わが身を襲う症状のあれこれについて。
とにかく、頭の中は食べもののことでいっぱいになる。暇さえあれば普段まったく見もしない料理本を何冊も、1ページ1ページそれこそ吟味するようにめくり、断食が終わったら何を食べようかと考えながら、レシピを覚えていた。
それだけでは満足できず、包丁、中華鍋など料理道具も買い揃えた。この心理状態はやった者しかわからないと思うが、おそらく多くの人が同じような行動に走るだろう。
この断食体験のかなり後、テレビで減量中のとあるボクサーの生活が紹介されているのを見た。トレーニングのあと、自分の部屋でやはり料理本をめくり、「食べられないのでこれで・・・」とか言っていたのを見たとき、「うん、わかるわかる」とひとり同情したものだ。
「〜は目で殺す」という表現があるが、断食中は「目で食べる」のだ。
体のひずみが原因なのか、人それぞれ個有の症状が現れるものらしい。
私の場合は5日目あたりから、どういうわけか、腰が立たない状態になった。
立たないというか痛くてまっすぐ伸ばせないのだ。3日目の両膝といい、この腰痛といい骨格的ゆがみなのか。とにかく直立不動時は腰に手を添え、歩くときはさりげなく前かがみで歩いた。
便がサラサラ
ミルマグ
の影響だろうが、通常の便がしだいにサラサラとした砂状のものに変わっていった。量ももちろん少なくなるが最後まで質は変わらなかったし、食べないにもかかわらず少量の便は出つづけた。はたして「宿便」は出せたのだろうか?
まあ、どのみち7日間くらいの断食ではおそらく宿便を出しきることなど無理だろう。
睡眠時間が短くなる
普通に生活していても睡眠時間は3〜4時間で自然に目がさめてしまった。昼間働いていてもそれ以外の時間に何か集中できることがないと、空腹感とにらめっこになるので苦痛が増すだろう。
5日目くらいまでは普通に生活したが、
このあたりで見た目、顔にも、ついにそれらしさが現れてくる。
飢餓難民のように目だけがギョロっとしていてあきらかにものを食べていないという顔つきになった。
この断食の本来のやり方からすると断食中も普段通りの生活をし、運動もしてこそ、目的が達せられるはずなのだが、私は、見た目の醜くさと腰痛とで外出もあきらめ、ほとんどまったく、運動はしなかった。
腹のガスによる不快感と闘いながら、ただ時間が過ぎるのを待った。
6日目:zzzzz
7日目: …